リーガルチェックはそれぞれの英文契約書により、その方法は千差万別に変化致します。
ただし、重要ポイントというものは存在します。
一般的に言えば、約因の存在、適切なリスク配分になっているか、紛争発生時の処理は規定されているか、などです。
その一般的なポイントを除けば、画一的なリーガルチェックの方法というものは存在せず、その当該英文契約書を良く読み込み、そのビジネスモデルを精緻に分析し、英米法や各種条約を踏まえつつ各個別的に分析していく必要があります。
ですが、下記に検討する抽象的概念等はチェックの対象となりますので、ここではそのような具体例を挙げてみたいと思います。
Confidential Information will also include information disclosed by the Disclosing Party which relates to current, planned or proposed products, marketing and business plans, forecasts, projections and analyses,and financial information.
上記currentにつきましては、時期が明確ではありませんので、出来る限り特定すべきと言えます。
修正の方向性は該当する個々の取引によって異なりますが、例えば「本契約締結時点」等に変更すべきと言えます。